10 9月

ヒートポンプ式

これからますます注目されそうなのがヒートポンプ式給湯器です。
ヒートポンプ式給湯器とは大気熱を使用した給湯器です。
これまでの給湯器ではどんなにエコをうたっていても大気中にCo2を排出するのは避けられませんでした。
しかしヒートポンプ式ならばCo2の排出を大幅にカットすることができるのです。

エコジョーズなどの現在主流の給湯器ではできるだけ熱効率を高めることでCo2の排出を抑えようとしていました。
しかし、ヒートポンプ式給湯器はそもそも最初から熱源を作り出すための本体からのCo2の排出がほとんどされないのです。
地球温暖化も考慮した新しいエコ給湯器なのです。
今後さらに技術が発展したら一般家庭にも広まっていくかもしれませんね。

ヒートポンプ式給湯器の仕組みについてもっと詳しくご紹介いたします。

給湯器の機器自体は室外に設置されます。この機器が吸気を行って内部電力によって強い圧縮を行ないます。
空気を圧縮すると密度が高まって温度が高くなります。この熱を使用して室内の給湯に利用します。

室内の熱源として使用された空気は再び冷えていきます。
この空気をポンプで循環させて排出時には膨張させより温度を低くします。
このように圧縮と膨張を繰り返して空気の温度を調節していきます。熱源を効率的に生み出す仕組みとなっているのです。

実は同じような仕組みは冷蔵庫でも使われています。最近ではエアコンや洗濯乾燥機などにも熱コントロールの仕組みが採用されているのです。